3週間で新人メンバーが即戦力!リモート上で早期戦力化を図るためのオンボーディングのコツとは?

新人メンバーを育成して即戦力として早期に活躍してもらうためには、オンボーディング(※1)が欠かせません。株式会社RevCommでは、リモート環境下でもオンボーディングにより3週間で新人メンバーの育成を実現しています。

今回は、カスタマーサクセス部門で活躍する峰松と木村にオンボーディングのコツを教えてもらいました。リモート環境下での新人メンバーの教育方法に悩んでいる方や教育業務の効率化を図りたい方は、この記事を参考にしてみてください。

(※1:オンボーディングとは、組織と仕事に早く慣れてもらうように新人メンバーをサポートする教育方法です。)


プロフィール

峰松 隆太郎

RevCommカスタマーサクセスチーム、マネージャー

大学卒業後、Sansan株式会社に入社。法人向けクラウドサービスにおけるカスタマーサクセス、営業、製品企画など幅広い業務を経験。2020年7月株式会社RevCommにジョイン。

木村 明生

RevComm カスタマーサクセス

株式会社ウェルモを創業。創業メンバーとして、介護事業所向けの法人営業に従事。その後、ヘルスケア領域会社の採用責任者を経て、リクルートに転職。法人営業に従事。2020年11月株式会社RevCommにジョイン。


-まず、1日の業務の流れについて教えてください。

木村1日の業務の流れになりますが、午前中は顧客対応を行います。顧客対応を終えたら、1日のスケジュールを立てます。私の場合は、お客様との打ち合わせが入ることがあるので、事前準備が欠かせません。

また、午後にもお客様との打ち合わせ、社内会議が入ります。社内会議を終えたら残務処理をします。これが1日の主な流れです。

[1日の業務の流れ]

AM ・顧客対応(メールの返信等)

・顧客との打ち合わせ事前準備

・顧客との打ち合わせ

PM ・顧客との打ち合わせ

・社内会議

・残務処理

ありがとうございます。社内会議では、どのような情報共有をされていますか?

峰松:月曜日には、ベストプラクティスをシェアする会議が行われています。また、今週の動きを話すときに「こんな提案をしたいと思うのですが、どう思いますか?」と提案内容の共有みたいな場が設けられています。また、各チームにおいて、定例会議では1週間の動きを確認しています。今週の動きや目標達成ができるかが主目的です。また、ナレッジ共有という目的も含まれています。

カスタマーサクセス部門はメンバーが増えていますが、会議のやり方は変わりましたか?

峰松:はい。現在13名のメンバーがいるのですが、全体ミーティングとチームミーティングに分けて会議を実施しています。全体ミーティングでは、各チームの状況の共有や全体への周知事項のアナウンスなどを行っています。組織全体で進捗情報を共有して、目標達成に向けたアクションを確認する場になっています。昔はメンバー1人1人の進捗状況を話す場でしたが、人数が増えて現実的に難しくなりました。そのため、各メンバーの進捗状況などは、チームミーティングで共有されています。このように、全体ミーティングとチームミーティングに分類することで、会議時間の短縮に成功しました。

-会議時間の短縮が成功できたようですが、会議前に資料とか配布されているのですか?

峰松:はい。会議参加前に各メンバーが報告フォーマットに必要事項を記入することになっています。次のアクションとして何をしていくのかを書いてもらい会議に望んでいます。会議で話すことが整理されており、事前に全体を把握できているため、スムーズに会議が進んでいきますね。

-全体ミーティングで追いかけている数字を教えてもらってもいいですか?

峰松:はい。カスタマーサクセス部門は既存顧客に対して支援を行いMiiTel を使って成果を上げてもらうべく伴走するのと、未導入部門に対して提案を行い MiiTel をより多くの方に導入してもらうという役割を担っています。利用人数を増やして

いくところに関連して毎月追加の受注金額目標金額(獲得/失注MRR)を追っており、あとは実際に我々のプロダクトを使ってビジネスの成功支援するところに関連した指標(churn)で数字を持っています。

-ありがとうございます!目標を達成するために、新人メンバーの教育は欠かせないと思いますが、どのようなオンボーディングを実施していますか?

木村:オンボーディングは、前半と後半に大きく分けられており、約3週間で1人立ちさせている状況です。大枠でお伝えすると、前半ではMiiTelに関する知識を蓄えるための座学をしてもらっています。後半で初回ミーティングのロープレなど実務に役立つ実務を学んでもらっています。3週間で全てを学んでもらって、4週目からはお客様と商談してもらっていますね。

-4週目で1人立ちは早いですね!経験者の方が入社されているのですか?

木村:最近入社される方はSaaS企業以外の分野から来られることが多いですが、ITツールを触ることに抵抗がない方であればMiiTelに興味を持ってくれて、比較的スムーズにインプット・アウトプットができています。また、研修担当は習熟度に応じてフォローを行っています。

-新人メンバーが増えている中で研修のやり方に工夫をされている点はありますか?

峰松:新人メンバーが入社をしてくる度に、同じことを説明、指導する必要があるのですが、私たちも自分の業務をしながら、新人メンバーの教育をしなければいけません。

そのため、業務効率化を意識しています。同じことを何度も説明するのは非常に効率が悪いので、MiiTelLiveに残しています。これにより研修担当は都度同じ説明をする必要がなくなります。動画は蓄積されていくので、新人メンバーは学びたい内容をいつでも気軽に閲覧できるようになるんです。意欲が高いメンバーほど、積極的にいろんな動画を見てくれるので教育時間が短くなりますね。

前半の座学のパートが終わった後はイメージを掴んでもらうために先輩たちの案件に同行をさせたいのですが、以前はちょうど良いキックオフの案件とかオンボーディングの案件がなくなかなか新人メンバーがイメージを掴めないことが結構ありました。MiiTel Live(※2)を使って顧客との打ち合わせをすべて動画に残しておくことで、「キックオフ」と検索すると、動画が山ほど出てきます。同じような感じでオンボーディング等の過去動画も探すことができます。

また、いろんな人のパターンを見ることができることもいいかなと思います。

(※2:「MiiTel Live」は商談動画を記録し、音声解析ができるオンライン商談ツールです。「MiiTel」を導入している企業のみ契約可能なサービスです。)

木村:MiiTelがあるので、ものすごく効率化はできているなと思います。前職の時は、例えば、全国で2位を取っている先輩が何を営業で話しているのか知りたかったですが、現場に出ると多忙でそのようなことができなかったですし、ログが残っていないので知ることもできませんでしたが、今は、いつでも聞ける環境ですごいなと思います。

-一人立ちした後においてどのようなフォローをされていますか?

峰松:たまに、(マネージャーの立場で)メンバーの動画を見ながら、きちんと理解しているかを確認しています。MiiTelやMiiTel Liveを使うとと、そのメンバーの顧客対応の状況について、好きなタイミングでモニタリングできるため、非常に助かっています。また、トラブルが発生したときなどにも有用で、事実ベースに基づいて会話をすることができます。その部分に関しては分業型のモデルにおいても役立つと思います。(前後の部門がどのようなやり取りをしているかを事実ベースで確認するなど)

-ありがとうございました。

新人メンバーのオンボーディングにMiiTelを活用すると早期戦力化を実現することができます。ぜひ、新人メンバー教育の効率化を検討している方は参考にしてみてください。

次回は、今回同様、峰松と木村に顧客向けのオンボーディングについてのインタビューした記事を予定しています。こちらも併せてご覧ください。