音声解析機能で従業員の営業強化が図れる「MiiTel」の仕組み

MiiTelには「音声解析機能」が搭載されています。音声解析機能とは、AI技術を用いて通話内容を解析する機能です。通話内容について自動で文字起こしがなされるため、第三者が通話内容を簡単に把握できるだけでなく、成果が出ている担当者と成果が出ていない担当者の通話をスコアリングによって簡単に比較することができます。今回は、営業力強化ができる音声解析機能が搭載されているMiiTelの仕組みをご紹介します。

音声解析で営業強化ができる「MiiTel」の仕組み

MiiTelの仕組みを簡単にお伝えすると以下の通りです。

・全ての通話を自動録音・スコアリングし、お客さまとのコミュニケーションの質を定量的に評価する。

・通話内容を全て自動で全文文字起こし。さらに、つなぎ言葉や相づちの自動削除機能、AIによる要約機能がある。

(※)解析できるデータ:話速・ラリー回数・被せ率・Talk・Listen率・抑揚など

MiiTelは、このような仕組みを持つため「改善点の抽出」「セルフコーチングの促進」が実現できます。

音声解析で営業強化できる「MiiTel」の特徴

MiiTelの主な機能は上記の通りです。ここでは、機能を含めてMiiTelの特徴について詳しくご紹介します。

1. 音声データが自動保存できる

MiiTelはサーバ内に音声データを自動で蓄積していけます。そのため、聞き漏れやトラブル原因の解明の際に音声データを聞き直すことができ、顧客対応を強化できます。

また、音声データのテキスト化が行えるため、通話内容を最初から最後まで確認する必要がありません。顧客との会話内容を瞬時に振り返ることができる点もMiiTelの魅力の一つとなっています。

2.音声データ認識を活用した営業研修ができる

従来の営業研修は、上席の営業に新人を同行させることで学ばせる方法が主流でした。しかし、MiiTelを活用すれば通話内容や商談内容を保存でき、音声解析機能でスコアリングができます。営業トレーニングデータの数値を参考にして通話をスコアリングできるため、通話の改善点を解明できます。指導者は新人教育だけが仕事ではなく、その他を兼務していることが多いです。そのため、MiiTelを上手く活用すれば、営業研修を効率化することができます。

3.CRMシステムSFAと連携して営業強化が図れる

MiiTelはCRMやSFAと連携することで営業強化が図れます。顧客との会話を全て録音しておくことでのトラブルに対するリスク管理ができるだけでなく、別部門との情報共有の強化もできます。

通話データや商談データを共有しておけば、直接顧客接点がない方も「どのような顧客なのだろうか?」「過去にどのような内容を話したのだろうか?」を把握でき、対応力強化に繋げていくことができるのです。

MiiTelを活用して営業強化を図る4つのコツ

MiiTelは1,100社以上(※26,000人以上)の企業に導入されているAI機能付きIP電話です。MiiTelを活用すれば、営業力向上により売上拡大や研修時間の大幅な削減ができます。ここでは、MiiTelを活用して営業力強化を図るコツを簡単にご紹介します。

1. 優秀な従業員の音声データを社内で共有する

意欲の高い従業員の中には、「優秀な従業員と自分の通話の違いはどこにあるのだろうか?」と悩んでいることが多いです。営業手法は属人化しがちのため、各担当者で成績に差がつきます。

このような属人化しがちな営業手法を透明化させれば、全ての従業員にノウハウが共有できて、組織全体のボトムアップが狙えます。

従業員のモチベーション維持や組織力向上のためにも、優秀な従業員の音声データ(または、テキスト化した文章)は社内で共有しておくようにしておきましょう。

また、MiiTelは優秀な従業員の通話方法と成果に伸び悩む従業員の通話方法の差をスコアリングで比較できることもメリットです。

2.研修においても目的・目標設定が重要

営業研修においても、具体的な目的・目標の設定が重要です。過去の営業研修の成果を参考にしつつ、立ててみましょう。また、MiiTelは自己学習を促進させることができるシステムです。導入をすることで自己学習ができるインフラとなり、早期育成化に役立ちます。

3.数字による根拠を提示して指導する

MiiTelは通話内容をスコアリングできます。話速・ラリー回数・被せ率・Talk・Listen率・抑揚などが数値化されるため、成績に伸び悩むスタッフのどこに原因があるかを探り、教育指導することができます。また、根性論ではなく数字による根拠を提示して指導することができます。教える側も教わる側も客観的なデータを見ながら改善ができます。

4.顧客データを事前に把握して営業する

業務を部門別で分業化した結果、上手く連携ができないと悩む企業は多いです。このような悩みもMiiTelで解決できます。MiiTelとCRM、SFAを連携させれば、顧客情報や対応履歴を共有するだけでなく、音声内容や商談内容を共有することができ、微妙なニュアンスや経緯についてすぐに伝達することができます。顧客に最適なアプローチがしやすくなります。

MiiTel導入で営業強化に成功した企業

MiiTelは1,100社に導入、26,000人に活用されています。MiiTelを導入して営業力強化や研修時間の短縮に成功する企業が続々と登場しています。

MiiTelは各社でどのように活用されているのでしょうか?次に、MiiTelを導入して営業力強化に成功した企業をご紹介します。

株式会社スタディスト

株式会社スタディストは2018年にインサイドセールス部門を立ち上げました。しかし、アサインされたメンバーは営業経験が少ない新卒担当者が半数以上でした。そのため、新卒担当者のトークスキルを磨く必要があり、MiiTelを導入しました。

スタディストが最初に注力したのは、通話の長さの確認とNGワード抽出です。これにより通話の基礎を身に付けさせることができました。その後、ラリー回数やTalk・Listen率など細部を改善していきました。このような新卒担当者の教育方法で、10件の商談獲得に要した期間を6ヵ月から3ヵ月へ短縮することに成功しました。

スタディストは「テキストで気になった箇所だけを録音データで確認する」という手法で、新卒担当者の教育の効率化を行うなど、絶えず改善に取り組まれています。

野村不動産ソリューションズ株式会社

不動産業界大手の野村不動産ソリューションズでは、全店舗で営業力の均一化を実現するために通話解析の取り組みを始めました。複数のシステムの中で、MiiTelを導入した理由は、文字起こしの精度が高かったことです。文字起こしデータを活用して、トークスクリプトをブラッシュアップしていきました。

また、スコアリング機能を活用する際は、アポイントが獲得しやすい数値を共有。その数値を目指して通話するように指導しました。このような営業力強化の取り組みにより、アポイント獲得率を31%上げることに成功しました。

GMO TECH株式会社

GMOTECH株式会社は、オンライン商談で成約する商材を取り扱っています。早期にインサイドセールスを導入した企業になりますが、新型コロナウイルスでテレワークが普及したことで、遠隔による指導を強化する必要性に迫られました。同社は約40名のオペレーターが在籍しており、リーダーが3名。リーダーはオペレーターへの営業指導の他、自身でも営業活動をしなければいけないため、営業研修の業務効率化は急務でした。

MiiTelは聞きたい箇所を瞬時に聞くことができます。それだけでなく、ウィスパリング(ささやき)機能を活用すれば、顧客にバレずに第三者が通話に入ることができます。このような機能を積極的に活用することで遠隔による営業研修の効率化に成功しました。

テレワーク体制を整えたことで、コロナ禍でも収益を186%増やすことに成功しました。

MiiTelの導入事例は「コチラ」から詳細が確認できます。